気を使わない快適同居スタイルのコツ

30歳の専業主婦です。実家が二世帯住宅で、祖母と同居していました。今後、義母と二世帯住宅にして同居する予定ありです。あなたはご両親と同居をしたいですか?しないといけないですか?したくないけどしないといけない‥そんな方ぜひお読みください。ヒントが見つかるかも‥

①キッチンを別々にするのがいい理由

キッチンは毎日使う場所です。

キッチンを一緒にするということは、食卓も一緒にするということになります。
祖父母、親、子はそれぞれ好むものも違います。私の実家はキッチンを2カ所にしたことで、食卓も別々で、母は楽をしたようです。子どもの好きな揚げ物、洋食ばかりではお年寄りは食べたくありませんよね。たまに差し入れし合うくらいがちょうどいいと思います。
てんぷらをたくさん揚げすぎたから、煮物をたくさん作ったからとたまに交換するのもいいですよね。たまにおばあちゃんのご飯も食べるのも新鮮でよかったです。
卵を買い忘れた、少し調味料が足りないというときも借りたり貸したりできるのも二世帯の魅力でしょう。

②玄関を別々にした方がいい理由

お互い、出かけるとき、また帰ってきたとき、気を使わなくていいので玄関は別々にすることをオススメします。
遅く帰ってきたときに気を使わずに入れるし、一緒だといちいち出かけることを伝えて出かけないといけません。実家は玄関がひとつで、一緒だったので、おばあちゃんが寝ている時間に帰ると物音をたてないように気を使ったり、出かけるときに声をかけたり、何かと面倒な思いをしました。

別々なら、靴箱もいっぱいにならないし、掃除もそれぞれでいいので、気を使わなくてすみます。玄関は別々をオススメします。

③1階と2階で横に分けるか、それとも縦に分けるか

私の実家は1階を半分に分け、祖父母のキッチン、寝室、畳の部屋と、わたしたち家族のキッチン、寝室となっており、2階はこども部屋でした。嫁に行った姉も二世帯で義父母と住んでいますが、1階に義父母、2階に姉夫婦、3階がこども部屋となっています。
2階が生活スペースのため、こどもがバタバタ走ったり、暴れたりすると、1階の義父母に気を使うと姉が言っています。
実家はその分、2階がこども部屋だけだったので、母はさほど気を使わなかったようです。
これらから言えることは、1階、2階で生活スペースを分けるよりも2階はこども部屋にして、居住スペースは1階にまとめる方がいいということです。
2階でこどもたちがバタバタ騒がしくしたとしても、祖父母は注意しやすいですよね。わたしも祖父母から直接うるさいと注意された記憶があります。
両親を通して伝えると、祖父母も気を使いますが、孫に直接言うのは言いやすいと思います。

④プライベート空間の確保

プライベート空間は大切なのは言うまでもありません。トイレやお風呂は一緒でも、各寝室やそれぞれの部屋は作って、配置も考えた方がいいです。夫婦の寝室が両親の寝室と隣同士となればお互い気を使います。配置も考えなければいけません。

こども部屋は1階よりも2階にある方が、こどもが巣立った後、夫婦が歳をとったとき、1階スペースだけで生活できるのも魅力です。
プライベート空間をそれぞれが持つことで、いい関係性を築くことができると思います。

⑤共同スペースのの割合

うちの実家の場合、共同スペースは玄関、トイレやお風呂、洗面所でした。ここで問題になるのが、誰がどのタイミングで掃除をするかということです。いつもきれいにしておきたい場所ばかりですが、うちの祖母は、ここが汚れている、掃除をしといたからと母に言っていることが多く、母は掃除をしているのに嫌だわともめる原因のひとつでした。全て別々にするのが理想ですが、予算上、無理があります。

そして共同スペースがなさすぎると、同居の意味もあまりないのかもしれません。
適度な距離をとりつつ、交流する場所もめる作っておくと、良好な関係が築けると思います。
実家の場合は、和室は客間として使っていましたが、祖母とのふれあいの場所としても機能していました。

 

どうでしたか?同居をする上でのコツをいくつかおさえれば、同居もさほど悪いものではなくなるかもしれません。ぜひご参考にしてみてくださいね。